日本に来る外国人がほとんど食べないであろう日本食 ‐ぬか漬け‐

日本人には当たり前のぬか漬け。漬けたことありますか?

我が家の食卓では当たり前に出てくるのですが、実際に漬けているのは母なので、ぬか漬けやってます!と言いにくい私です。(笑)

そんな私に「一週間出かけるから、ぬか床よろしく!」とあっさり私にぬか床を託して出かけた母。

あの、ぬちょっとした感触のものを触るのかぁ~と思いながら、一週間ぬか床のお世話をしたのがきっかけで、ぬか漬けについて書くことにしました。

(他の関連ブログ→日本に来る外国人が知らない米ぬかのパワー -意外と日本人も知らないかも-

 

まず、日本食で影役者ながら定番の”お漬物”。

お漬物と言っても浅漬け、ぬか漬け、みそ漬けなどいろいろ種類がありますよね。

たくさんある”お漬物”の一つが”ぬか漬け”です。

ぬか漬けを漬けるものを”ぬか床”と言います。

 

日本人にもぬか漬けの匂いは、まぁまぁキツイので、外国人にはもっとキツイ匂いに感じるかもしれませんが、ぬか漬けには、体にいいものがいっぱい詰まっています。

ビタミンB類、酵素、乳酸菌、食物繊維が接種できます。

 

ぬか漬けは各家庭でそれぞれ漬けるので、家庭ごとで味が違ったりします。まさしく母の味が出る食べ物ですね。

なので、よその家庭は知りませんが、うちのぬか床はこんな感じ。

蓋を開けるとこんな感じですね。

で、ここにキレイに洗った手を突っ込んで、掘り返します。

そうすると、中からぬかに漬かっていた野菜が出てきます。

だいたいのぬかを落として、水でよく洗い流し、食べやすい大きさに切ったら、ぬか漬けの出来上がり!

そしたら、次の野菜を入れましょう。

夏だったら、一晩でよく漬かりますが、真冬の寒い時期だと、一晩ではあまり漬からないこともあります。

たまに、ぬか床から出すのを忘れて漬けすぎてしまうことがあります。漬けすぎてしょっぱくなったぬか漬けは、”古漬け”といいます。

我が家は、たまに古漬けにしてしまいます。その時は、ネットで古漬けアレンジのレシピに助けてもらいます。

ちなみに、野菜を入れても入れなくても、毎日ぬか床は混ぜなければいけません。

ぬか床には、乳酸菌がたくさんいるので、冬場は1・2日に1回、夏場の常温管理は1日2回以上、底のぬか床が表面へくるようによくかき混ぜます。かき混ぜ方が足りないと、空気を嫌う乳酸菌が活発になりすぎて、酸を多く作り出してしまいます。

 

そんな手間のかかるぬか漬けですが、日本にきて機会があればぜひ一度食べてみてください。

 

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